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『格闘家 アントニオ猪木 -ファイティングアーツを極めた男-』 10月25日(水)発売!
株式会社金風舎(東京都・新宿区)は 「格闘家 アントニオ猪木 ─ファイティングアーツを極めた男─」を10月25日(水)に発売します。
”燃える闘魂”アントニオ猪木。プロレス界に爪痕と歴史を刻んだ圧倒的な強さ、技術の源流と進化を、猪木自身の言葉で解き明かすことで「アントニオ猪木の強さと格闘技術のリアル」を後世に遺す、前人未踏・空前絶後、完全無欠の”格闘技術論”。
彼の強さと格闘技術の奥深さを、客観的な事実を交え、より丹念に検証。 四半世紀の時を超えて蓄積された情報や取材結果に基づいて再び執筆作業を進めるなかで見つけた真の『格闘家・アントニオ猪木』の実体とは。伝説のレスラー、アントニオ猪木の軌跡と彼をめぐるレスラーや関係者たちの証言をもとにプロレス界に燦然と輝くその強さの秘訣を紐解きます。
木村光一(きむらこういち)
1962 年、福島県生まれ。東京造形大学デザイン学科卒。広告企画制作会社勤務を経て、’95 年、書籍『闘魂転生〜激白 裏猪木史の真実』(KK ベストセラーズ)企画を機に出版界へ転身。’98 〜’00 年、ルー出版、いれぶん出版編集長就任。『INOKI アントニオ猪木引退記念公式写真集』(原悦生 全撮/ルー出版)、『朋友 GOAL AFTER GOAL』(宮澤正明 全撮/ルー出版)、『My Bible』(蝶野正洋著/ルー出版)、『実録地上最強のカラテ〜ゴッドハンドの系譜』(真樹日佐夫著/いれぶん出版)他、プロレス、格闘技、芸能に関する多数の書籍・写真集出版に携わる一方、猪木事務所のブレーンとしてU.F.O.(世界格闘技連盟)旗揚げにも協力した。編著作に『ふたりのジョー』(木村光一著/梶原一騎・真樹日佐夫 原案/文春ネスコ)、『アントニオ猪木の証明〜伝説への挑戦』(アートン)、『闘魂転生〜激白 裏猪木史の真実』(KK ベストセラーズ)、『闘魂戦記〜激白 格闘家・猪木の真実』(KK ベストセラーズ)、『格闘ゲーム リアル研究序説』(東京ポリゴンズ名義/ KK ベストセラーズ)、『INOKIROCK』(百瀬博教、村松友視、アントニオ猪木、堀口マモル、木村光一共著/ソニーマガジンズ)、『ファイター 藤田和之自伝』(藤田和之・木村光一共著/文春ネスコ)がある。
目次
第1章 猪木の源流
- 日本プロレス・最強格闘家集団の実態
- 柔術・アマレス・高専柔道・相撲〜猪木に格闘技を伝授した指導者たち
- ゴッチが学んだ格闘技プロレス キャッチ・アズ・キャッチ・キャン
- 新日本プロレスの原点がカール・ゴッチである理由
- 発展途上にあった猪木のプロレス・スタイルを補完したレジェンドレスラー
第2章 猪木の格闘奥義
- 禁断の果実〟異種格闘技戦~プロレスと真剣勝負の狭間にある恐怖
- 〝バーリトゥード王者〟イワン・ゴメスとの邂逅 なぜ両雄は闘わなかったのか
- 猪木が認めた最強レスラーたち
第3章 猪木と格闘技ブーム
- 〝虚構〟vs.〝現実〟 空前絶後の70年代格闘技ブームの正体
- 原点は『チャンピオン太』〜梶原一騎とアントニオ猪木の出会い
- 〈年表〉 梶原一騎vs.アントニオ猪木/第一次格闘技ブームの誕生から終焉まで
第4章 猪木、ライバルを語る
- 絶体絶命からの逆襲~モハメド・アリ
- 猪木も認めた最強の男〜柔道王ウイリエム・ルスカ
- 〝熊殺し〟ウイリーを超えた蹴り~ザ・モンスターマン
- アルティメット大会に出したかった男~チャック・ウェップナー
- なぜ相手の腕を折らねばならなかったのか~アクラム・ペールワン
- 殺人的スケジュールだった欧州遠征~ローラン・ボック
第5章 スパーリング・パートナーが語る猪木の格闘術
- 検証インタビュー1 佐山聡
- 検証インタビュー2 藤原喜明
- 検証インタビュー3 山本小鉄
- 検証インタビュー4 石澤常光
- 検証インタビュー5 北沢幹之
第6章 プロレスと格闘技
- 猪木と格闘技とプロレスと
- 猪木が語ったプロレスの定義
<写真解析>格闘技術解説
<独占インタビュー>アントニオ猪木かく語りき