- ノンフィクション
書籍名:三で死ぬなら四で生きろ!
Outline書籍の概要
もし、医者から「末期がんです」と宣告されたら?
3つの対処法のどれでもない、4つ目の方法を俺は選んだ。
【本書を読むとこんな感情がわき上がるでしょう】
・生きているからこそできることがある!
・信じることは運命をも変えるパワーがある!
・何ごともあきらめずに自分の道を突き進む!
・著者の木野さんの話を直接聞いてみたい!
○概要
もし、あなたが医者から「末期がんです」と宣告されたら、どうしますか?
1.何もしないで放っておく。
2.抗がん剤治療に入る。
3.死ぬかもしれないが20時間くらいの手術をする。
大手企業に勤務する営業担当のサラリーマンだった著者に、医師から突然、「末期がん」の宣告。本人は全くピンピンしてすこぶる元気なのに、検査の結果は正常値の数百倍!
何がなんだかわからず、信じられない……。
しかも著者はこの「末期がん宣告」の他にも、死ぬかもしれないと思った体験をしており、人生で三度も「奇跡の生還」を果たしている。検査、検査の毎日、辛い闘病生活、死への恐怖……。
三度の奇跡を体験した著者が感じているのは、「俺は世の中に残してもらった、生かされている!」ということ。どんな時でも、闘病生活すらも「楽しむ」そして「あきらめない」という気持ちを忘れないこと。
闘病生活から数年が過ぎ、再び普通のサラリーマン生活を送っていた著者は、2010年11月、宮城県仙台市に異動するように命じられる。
それは2011年3月11日のたった4か月前のことだった。
栃木県出身で関東を中心に生活してきた著者が、人生で初めて移り住むことになった場所、仙台を襲った東日本大震災。
あの時、仙台在住だった著者は、地震によるひび割れの補修箇所だらけでボコボコの東北道をひたすら走った。車には被災地の子どもたちへの支援物資をたくさん載せて……。
突然の「末期がん宣告」に、著者はどのように対応したのか?
三度の悪夢にどのように立ち向かい、「奇跡の生還」を果たしたのか?
著者の闘病を支えたものとは?
病気との向き合い方、医師との向き合い方、患者本人のメンタルなど、体験者だからこそ語ることのできる言葉で綴る。
そして今、「生きる」ということを考える上で忘れてならない、東日本大震災。あの日から3年が過ぎた今だからこそ伝えたい、被災地への思いや、今も続く地元の人たちとの交流、震災を風化させない、復興を支援する行動。
「木野さん、いつもよく動いてるね」
「俺の動きが止まった時は、俺の心臓が止まった時だよ」
常にアクションを起こす。心臓が動いているのに自分が止まっていたら、何も先に進まない!
心臓が動いている限り、俺は動く!
Contents目次
はじめに
第一章 闘病生活
突然の悪夢
検査、そして、入院
辛い入院と、普通の自分と
2度目の悪夢
全てが黄色の危険信号
3度目の悪夢
俺の生きる道は3つ?
がんセンターへ
俺はがん患者?
入院生活を楽しもう!
手術当日は「俺の2・26事件」
あれは「がん」だったのか?
闘病を支えたひまわり
第二章 免疫力
免疫力アップの秘訣は「楽しむこと」
自分の体は自分で守る!
一番大事なこと「病は気から」
闘病生活は「教訓」
家族に感謝!
第三章 東日本大震災
仙台への異動、4か月後の震災!
仙台在住の俺が東京で震災に
東京で待機「仙台へ帰りたい!」
物資を買い込み仙台へ!
親父が守ってくれた仙台の家
俺の担当エリアが……
ボランティア開始、被災地へ!
被災地の現実
送られた物資の「気持ちを仕分けする」
地元の人がくれた缶コーヒー
ボランティアという言葉
子どもたちの感性「生きてる! 生きてる!」
震災を風化させない!
第四章 俺の生きざま
この章について
全ては必然で「引き寄せ」
心臓が動いている限り、俺は動く
全てを変えるのは自分の気持