- ノンフィクション
書籍名:格闘家 アントニオ猪木 ─ファイティングアーツを極めた男─
Outline書籍の概要
プロレス界の寵児であり、レジェンドとしてその名を刻んだ伝説の男はなぜその地位を不動のものとしたのか?
時代を越えて歴史に爪痕を残した猪木イズムを解き明かす!
”燃える闘魂”アントニオ猪木。プロレス界に爪痕と歴史を刻んだ圧倒的な強さ、技術の源流と進化を、猪木自身の言葉で解き明かすことで「アントニオ猪木の強さと格闘技術のリアル」を後世に遺す、
前人未踏・空前絶後、完全無欠の”格闘技術論”。
彼の強さと格闘技術の奥深さを、客観的な事実を交え、より丹念に検証。 四半世紀の時を超えて蓄積された情報や取材結果に基づいて再び執筆作業を進めるなかで見つけた真の『格闘家・アントニオ猪木』の実体とは。
伝説のレスラー、アントニオ猪木の軌跡と彼をめぐるレスラーや関係者たちの証言をもとにプロレス界に燦然と輝くその強さの秘訣を紐解く。
Contents目次
第1章 猪木の源流
- 日本プロレス・最強格闘家集団の実態
- 柔術・アマレス・高専柔道・相撲〜猪木に格闘技を伝授した指導者たち
- ゴッチが学んだ格闘技プロレス キャッチ・アズ・キャッチ・キャン
- 新日本プロレスの原点がカール・ゴッチである理由
- 発展途上にあった猪木のプロレス・スタイルを補完したレジェンドレスラー
第2章 猪木の格闘奥義
- 禁断の果実〟異種格闘技戦~プロレスと真剣勝負の狭間にある恐怖
- 〝バーリトゥード王者〟イワン・ゴメスとの邂逅 なぜ両雄は闘わなかったのか
- 猪木が認めた最強レスラーたち
第3章 猪木と格闘技ブーム
- 〝虚構〟vs.〝現実〟 空前絶後の70年代格闘技ブームの正体
- 原点は『チャンピオン太』〜梶原一騎とアントニオ猪木の出会い
- 〈年表〉 梶原一騎vs.アントニオ猪木/第一次格闘技ブームの誕生から終焉まで
第4章 猪木、ライバルを語る
- 絶体絶命からの逆襲~モハメド・アリ
- 猪木も認めた最強の男〜柔道王ウイリエム・ルスカ
- 〝熊殺し〟ウイリーを超えた蹴り~ザ・モンスターマン
- アルティメット大会に出したかった男~チャック・ウェップナー
- なぜ相手の腕を折らねばならなかったのか~アクラム・ペールワン
- 殺人的スケジュールだった欧州遠征~ローラン・ボック
第5章 スパーリング・パートナーが語る猪木の格闘術
- 検証インタビュー1 佐山聡
- 検証インタビュー2 藤原喜明
- 検証インタビュー3 山本小鉄
- 検証インタビュー4 石澤常光
- 検証インタビュー5 北沢幹之
第6章 プロレスと格闘技
- 猪木と格闘技とプロレスと
- 猪木が語ったプロレスの定義
<写真解析>格闘技術解説
<独占インタビュー>アントニオ猪木かく語りき
**正誤表**
本書に下記の通り誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
57頁5行目 (誤)60 →(正)59
57頁13行目 (誤)68 →(正)67
57頁13行目 (誤)43 →(正)42
275頁9行目 (誤)格闘技ついて→(正)格闘技について