- ノンフィクション
書籍名:脳内言語化
Outline書籍の概要
【次世代の教科書シリーズ第二弾】
「相手に伝えるため」ではなく「自分を捉えるため」の言葉を手に入れよう。
本書は、幼い時から言葉と向き合い続け、40歳手前にして自分なりの「生きやすさ」をつかみ始めた、「脳内言語化研究者」のエッセイと研究レポートです。
著者の研究テーマである「脳内言語化」とは、自分の心の中の曖昧な感情や思考を、「伝わるかどうか」を意識することなく素のまま外に出す(話す、書く)ことによって、その「発した言葉」で自分を捉え直すことができるという逆説の言語論です。
「伝えること」に躍起になって、自分の心を痛め続けている人、「伝えること」をあきらめて、他人と深くかかわろうとしない人が「脳内言語化」の手法を知ることで、「もっと気軽に、自分の主観を口に出す」ことの価値を知り、人間関係に対する抵抗がなくなるとともに、自分自身への理解が深まっていきます。
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内側の声を言葉にし続けたら、自分の輪郭がどんどんクリアになっていった。自分の内側を素直に吐き出した結果、むしろ前よりも他者と繋がれた。
第一部は、現在の彼女になるまでの紆余曲折を日記のように書き綴ったエッセイ、第二部は、彼女が今、研究者として取り組んでいるテーマの中間報告。
自分や他人と分かり合えずに、孤独を感じているあなたへ。あなたの人生に役立つ何かが、少しでもありますように____。
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立ち読み版リンク
https://r.binb.jp/epm/e1_311207_05082023125837
【次世代の教科書シリーズについて】
金風舎発の若者向け書籍シリーズです。
未来の見通しがますます悪くなり、画一的な生き方では幸福になることが難しくなっていく時代。そんななかでも強く、賢く生きていくための知恵を集めています。
このシリーズでは、「問いかけ」という姿勢を大事にしています。一つの答えや主張を押し付けるのではなく、読者自身が考え抜いて自分なりの答えを出せるように導いていきます。
「先行き不透明な時代を生き抜くすべての人へ」。
困難な時代を、ともに生き抜いていきましょう。
Contents目次
はじめに
第 1 部 これまでの人生記
序文
1 章 言葉の力について考え続けてきた
2 章 生きづらさの原因になっていた、自己否定の言葉
3 章 隠してきた内面を、出していこうと思うようになった訳
4章 40 歳を目前に、研究者として生きることを決めた
第2部 研究内容(中間報告)
序文
■ to be / to do 理論 トゥービートゥードゥー リロン
■ 二分言語論 ニブンゲンゴロン
■ 快楽会話 カイラクカイワ
■ 強迫性“分かり合いたい症候群”
(主観的言語による)あとがき