- 人文・思想
書籍名:三円小説2 10秒後に喜怒哀楽
Outline書籍の概要
Instagramで累計32万いいねを獲得した『三円小説』。
1話3円で読める、文学史上初の明朗会計な超短編小説として話題を呼びました。
第1弾発売より2年、このたび多くの読者のご要望に応え、続編が登場。
今回のテーマは「10秒後に喜怒哀楽」。
まさに一話10秒で読めるので、看板に偽り無し。
ただし、10秒だからといって油断禁物。しっかりと骨に刺さることもあれば、じわじわ染み込んでくることもある。ふっと緩んだり、背筋が凍ったりもする。まさに10秒で味わえる純文学なのです。
前作より選りすぐった100話も、著者自らの解説=「こぼれ話」を1話ずつ携えて再登場。新作の300話を楽しんだ後、三円小説の世界をより深めるためのフォローアップ付きというわけです。
表紙を飾るげみ氏の書き下ろしイラストにもご注目!
お子さんと一緒に読むもよし、仕事の合間に、ランチを食べながら読むもよし。
移動中のアイディア出しに、落ち込んだ時の読むクスリとして、
あなたのライフスタイルに合わせて、自由に「三円小説」をお楽しみください。
《三円小説、三箇条》
1 三円小説とは、
活字嫌いの人が「嫌い!」と感じる前に読み終える一瞬の物語・・・すなわち1話10秒前後で読める超・短編小説のことを言い、決して”三文小説”とは意味を異にする。
2 三円小説とは、
恋愛、推理、SF、ミステリー、歴史物、ホラー、ファンタジー、社会風刺、ブラック、エロティシズム、BL、百合、パロディ等々、ジャンルを問わず様々な料理を飾らず提供・・・すなわち”文学食わず嫌い”のための大衆食堂であり、決して高級料亭ではない。
3 三円小説とは、
1話3円の値段設定・・・すなわち400話収録なので定価1200円(税別)という文学界初?の明朗会計に挑戦するプロジェクト名でもある。この”三円”に込めた著者の想いをもっと知りたい方は、本書の”あとがき”を読んでほしい。
《三円小説の世界へ、ようこそ》
以下どれか一つでも当てはまる方、お待ちしておりました・・・。
□日本語の楽しさを気軽に堪能したい人
□流行の”インスタ小説”なるものが気になる人
□オチのない、いわゆる”純文学”が苦手な人
□この1年間、読書という読書をしてない人
□国語が嫌いな小中学生
□1秒も時間を無駄にしたくない主婦・ビジネスマン
□小さい字を読むのがつらい老眼の人
□生きた日本語を覚えたい外国人
□コントやドラマの設定を考えている芸人や脚本家
□日本人の”読解力”が世界15位まで下降し、国語教育を何とかしなくてはと憂う文科省及び教育者関係者