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書籍名:RETREATー森と共に、歩む日々。
Outline書籍の概要
リトリートとは、「Re(再び)Treat(調える)」
= 心と身体を調えなおすという意味。
「株式会社森へ」は、四季折々の美しい森に入って自然を感じ、自分を見つめ直すきっかけをつくる
「森のリトリート」という場を提供しています。3日間という短い期間で行うため、多くの方は、季節ごとに変わる森を見ることはできません。
「少しでも森を感じられる機会を提供したい」
そんな思いから本書ができました。
○こんな人に、こんな風に読んでもらいたい
・森に入ったことのない人に、森の空気感を味わってほしい
・森のリトリートに参加した人が、森を思い出すために使ってほしい
・自分を見つめ直したいけれど、忙しくてなかなか森に入れない。そんな人に、いろんな季節の森を感じてほしい
○内容紹介
日常において、仕事において、求められることはどんどんと増し、
必要とされるスピードは際限なく増していきます。
そんな日々を送っていると、
気づけば、自分の心をないがしろにして、
気づけば、人の気持ちをないがしろにして、
「ただ、とにかく毎日を過ごしている」
そんな風になってしまいます。
そんな、心を感じづらい生活の中では、
今までにない新しい発想は生まれづらく、
仲間と共にチャレンジをする気持ちはしぼみ、
地域や社会に対して、明るく楽しい未来を見い出すのは
難しいでしょう。
不思議なことに、森の中に入っていくと、
そんな速いスピードで、忙しく生きていた自分に気づきます。
ゆっくり、静かに、森のすべてを感じていると、
身体も心もゆるんで調ってくるのです。
そうすると、
今まで見えていなかったものが見えてきて、
今まで感じていなかったものが感じられてきます。
自分の原点は、ここにあるのかもしれない。
怖れていたことは、このことなのかもしれない。
本当に手に入れたいものは、これなのかもしれない。
きっと、その人にとって必要な問いが見つかり、
その問いが、その人を必要なところにまで連れて行ってくれるはずです。
「株式会社森へ」は、四季折々の美しい森に入って、自然を感じ、自分を見つめ直すきっかけをつくる
「森のリトリート」という場を提供しています。
リトリート=「Re(再び)Treat(調える)」= 心と身体を調えなおす
という意味です。
「森のリトリート」は3日間かけて行います。
森の中で自分のこれからの歩みを見つめ直すことは貴重な機会となりますが、
多くの方は、3日間のリトリート期間では季節ごとに変わる森をみることがかないません。
そんな方に、少しでも森のことを感じられる機会をつくりたい
と思い、本書を仲間と共につづりました。
この本は、こんな人たちに届けたいと思いながら書いています。
・森に入ったことのない人に、森の空気感を味わってほしい
・森のリトリートに参加した人が、森を思い出すために使ってほしい
・自分を見つめ直したいが忙しくてなかなか森に入れない人に、いろんな季節の森を感じてほしい
読み終えるころには、きっと、
自分の心が穏やかになったり、
人にやさしく接することができたり、
自由で枠にとらわれない新しい発想ができているかもしれません。
○本書の使い方
「森のリトリート」参加者の副読本として使用してもらうため
「株式会社森へ」が専用に制作しましたが、
もちろん、直接本書に興味を持っていただいた方にも
森の季節の移り変わりを味わっていただける書籍となっています。
この本を読むときには、ぜひ大事にしてほしいこと。
それは、呼吸をゆっくりと調えて、急がずに、
1ページずつを味わうようにして読み進める、ということです。
そうすることで、慌ただしい日常から少し離れて、
森の中を歩いているかのうように、
あなたにとって必要な言葉やサインが見つかるようになると思います。
ぜひ、今の自分に必要なときを、森ですごしてください。
Contents目次
はじめに
〜春〜
- 立春(りっしゅん)
- 雨水 (うすい)
- 啓蟄 (けいちつ)
- 春分 (しゅんぶん)
- 清明 (せいめい)
- 穀雨 (こくう)
- コラム1:ゆっくり、静かに、感じる。
〜夏〜
- 立夏 (りっか)
- 小満 (しょうまん)
- 芒種 (ぼうしゅ)
- 夏至 (げし)
- 小暑 (しょうしょ)
- 大暑 (たいしょ)
- コラム2:自分の場所
〜秋〜
- 立秋 (りっしゅう)
- 処暑 (しょしょ)
- 白露 (はくろ)
- 秋分 (しゅうぶん)
- 寒露 (かんろ)
- 霜降 (そうこう)
- コラム3:サイン
〜冬〜
- 立冬 (りっとう)
- 小雪 (しょうせつ)
- 大雪 (たいせつ)
- 冬至 (とうじ)
- 小寒 (しょうかん)
- 大寒 (だいかん)
おわりに