書籍名:人類学とともに妄想する

人類学とともに妄想する

著者:松薗美帆

定価:500円(税込)

Outline書籍の概要

人類学とビジネスの融合で、イノベーションを起こす

人類学とは、「人間とは何か」という根源的な問いに向き合う学問である。同じ時間軸に生きている人間同士であったとしても、住む土地、扱う言語、無形に存在する文化を通して、多様な「人間」が形成されていく。 そんな人類学の民族誌を通じて、多様な「人間」と固有な「私たちの」移行可能性に気づくこと、すなわり「〜かもしれない」と妄想することが、「人間とは何か」「いまの私たちの暮らしとは何か」と私たちの世界を開くことができるのではないだろうか。

本書は、人類学をベースに「〜かもしれない」と妄想することの価値を訴える。すると、私たちは固定観念にとらわれた時、新しいビジネスの方向を検討する時、より良いライフスタイルを思い描く時にもっと自由になれる。

この本は、きっとあなたの明るい未来を描き、作るヒントになるだろう。

次世代の教科書」編集部/妄想講義シリーズ 第13巻

「面白くて役に立つ本を次世代へ」をコンセプトに、まだ世の中であまり知られていないけれど、面白くて重要な気づきを与えてくれる内容に光を当てる「次世代の教科書」編集部の新シリーズ。

今回は「妄想」をテーマに、明るい未来を作るための「考える力」を習慣にする講義シリーズです。「賃労働」「不妊治療」「SNS時代のコミュニケーション」「エアコンのない生活」など、テーマは多様で今もっとも新鮮でリアルな価値観やテーマを学ぶことができます。多様な執筆人が「妄想」を語り、読者に新しい未来の可能性を与えます。

オムニバス単行本

正解がない時代を楽しく生きるために、「考える力」を習慣にできる! 24人の[次世代の]識者が明るい未来の描き方と作り方を語る講義集。
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著者プロフィール

松薗美帆(まつぞの・みほ)

国際基督教大学教養学部卒、文化人類学専攻。株式会社リクルートにて人材領域のデジタルマーケティング、プロダクトマネジメント、サービスデザインを経験したのち、2019年より株式会社メルペイで新規事業立ち上げやUXリサーチの仕組みづくりなどに取り組む。現在は生理用品メーカーにて、ストラテジックデザイナーとして新規事業に携わる。北陸先端科学技術大学院大学、修士(知識科学)。同学博士課程にて応用人類学の研究中。著書「はじめてのUXリサーチ」。