書籍名：楽しいところに人は集まる

Outline書籍の概要

夜のブルーと昼のオレンジが混ざり合うぼんやりした景色をイメージし、名付けたファッションブランド「ブローレンヂ」デザイナー兼代表が描く、これからのジェンダーのあり方の希求。 「人間だって男女にはっきり分けずにぼんやり混じり合う部分があっても綺麗じゃないか」そんな願いを込めて、男性の体型でも可愛く着られる洋服を彼女は作り続けているが、ここまでの道のりは決してラッキーばかりだけではなかった。

しかし、数々の奇跡を呼び込んだのも、25歳で社会人入試で大学生になったのも、「ブローレンヂ」を立ち上げたのも、2025年に開催される大阪・関西万博への出展が決定したのも、始まりには全て「妄想」があった。 「多様性を認めることを推進する教育現場」の画一性。「女性の活躍を応援する」男性だらけの歪なコンペ。マイノリティには息苦しい生々しい現実。

しかし、息苦しいのはマイノリティだけなのだろうか？ もっと自由に全ての人が生きていくにはどうしたら良いのか。 そのヒントが本書には記されている。明るい未来を作るには、まずは思い描き、楽しく「妄想」することから始めてみてはどうだろうか。息苦しい現実はすぐには変わらないかもしれない。

それでも彼女は「楽しいところに人は集まる」と、力強く宣言する。

「次世代の教科書」編集部／妄想講義シリーズ　第24巻

「面白くて役に立つ本を次世代へ」をコンセプトに、まだ世の中であまり知られていないけれど、面白くて重要な気づきを与えてくれる内容に光を当てる「次世代の教科書」編集部の新シリーズ。

今回は「妄想」をテーマに、明るい未来を作るための「考える力」を習慣にする講義シリーズです。「賃労働」「不妊治療」「SNS時代のコミュニケーション」「エアコンのない生活」など、テーマは多様で今もっとも新鮮でリアルな価値観やテーマを学ぶことができます。多様な執筆人が「妄想」を語り、読者に新しい未来の可能性を与えます。

オムニバス単行本

正解がない時代を楽しく生きるために、「考える力」を習慣にできる！　２４人の［次世代の］識者が明るい未来の描き方と作り方を語る講義集。
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