- エッセイ
書籍名:自由なんて別に大事じゃなかった
Outline書籍の概要
「都会の息苦しい生活から抜け出して、自然豊かな土地でのんびり暮らしたい」 だれもが一度は心に浮かんだことがある願いかもしれない。 だが大体は、日々の忙しさのなかでその願い自体を心の奥底に押し込めてしまっている。 その願望を、実現してしまった人がいる。
彼の名前は石井あらた。 都会から和歌山県の山奥に移住し、「山奥ニート」として10年間、様々な経緯で山奥に集まった若者と共同生活を続けてきた。 起きる時間も、何を食べるかも、何をして過ごすかも、すべて自分次第。 無理して働かなくていい、なんなら一日中ゲームをしていてもいい。 そんな生活が、明日も明後日も、ずっと続いていく。 世間の誰もが羨むような「自由」のなかで彼は暮らしてきた。
しかし、いま彼は街に戻ってきた。 理想の自由を手にしたかに思えた彼の決断の裏側には何があったのか。 彼の「妄想」から見えてきたのは、私たちが囚われていた「自由」への新しい視座と、現実と折り合いをつけながら生きなければいけない私たちへの等身大のメッセージだった。 これは、10年間の「山奥ニート」生活に区切りをつけた著者が今赤裸々に語る回顧録であり、「自由」への提言である。
「次世代の教科書」編集部/妄想講義シリーズ 第18巻
「面白くて役に立つ本を次世代へ」をコンセプトに、まだ世の中であまり知られていないけれど、面白くて重要な気づきを与えてくれる内容に光を当てる「次世代の教科書」編集部の新シリーズ。
今回は「妄想」をテーマに、明るい未来を作るための「考える力」を習慣にする講義シリーズです。「賃労働」「不妊治療」「SNS時代のコミュニケーション」「エアコンのない生活」など、テーマは多様で今もっとも新鮮でリアルな価値観やテーマを学ぶことができます。多様な執筆人が「妄想」を語り、読者に新しい未来の可能性を与えます。
オムニバス単行本
正解がない時代を楽しく生きるために、「考える力」を習慣にできる! 24人の[次世代の]識者が明るい未来の描き方と作り方を語る講義集。
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